聖徳会とは

理事長挨拶

社会福祉法人聖徳会の創設者岩田民次郎は、幼少時より苦難の生活をしながら、自分よりもっと生活に困窮している身寄りもないお年寄りたちを見て、
「目の前に困っている人がいる。そのことに目を背けることはできない。」と一念発起し、お寺の一角を間借りし大阪養老院を明治35年12月に設立しました。
その後も、東北大飢饉で生活に困っている子供やお年寄りたちを、大阪に連れ帰り教育や生活の支援をしました。
また、昭和初期に当時の大阪養老院が全焼した後も、すぐに再建し老人福祉に尽力しました。
戦後間もなく、二代目岩田克夫は食糧難を乗り越え、施設の近代化、在宅サービスの拡充、入所者や職員の待遇改善に努めました。
今、私たち役職員一同は、115年の歴史と伝統を守り、21世紀の新しい時代のニーズに応え、医療・介護・保育分野で日々サービスの向上に努めています。守るべき伝統は守り、新たな制度には迅速に対応し、地域・市民の期待に応えていくべき「新たな社会福祉法人」の役割を構築していきます。
今後とも皆様方のご指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 聖徳会 理事長 岩田敏郎